フードデリバリーやダークストアによる住宅事情の変化
近年、コロナ禍によってフードデリバリーが社会インフラ化し、
ダークストアが台頭してきました。
フードデリバリーはもはや説明不要ですが、いわゆる出前です。
ダークストアとは、ネットスーパーにおける実店舗とは異なるネット販売専用の物流施設です。
消費者は来店せず、配達員が短時間に消費者の自宅へ生鮮食品などを配達します。
さて、東アジアなど海外では、食事は屋台など外食で済ませることが多く、
自宅にはキッチンが存在しない家庭もあるそうです。
今後、日本でも夫婦共稼ぎのDINKSやシングル世帯の増加と、これらのサービスの普及によって、
収納やキッチンのコンパクト化が進むかもしれません。
住宅も既成概念に囚われない、時代にフィットした、よりパーソナルな
カタチへ変容しなければなりません。
小川 信幸