これから

古代から現代までの世界ＧＤＰ成長率は１９５０年～１９９０年ごろにピークが過ぎでいて、物理的な欲求を満足させるモノ・コトを生み出し消費することで成長してきた経済は終焉をむかえている。
今後は「物理的な欲求を満足させる消費のために金銭を得るための手段」として働くことから、「自分が働くことで目の前のひとが喜んでくれて、相手のその喜びが自らの喜びとなる」ような働き方にかえていくことで「幸福度」「満足度」があがり、『真に豊かな人生』を送ることができる。
わたしたちは今、人類史上でも稀な過渡期に生きている。


新型コロナウイルスの流行で経済は停滞し、また否が応でもワークスタイル・ライフスタイルを変えざるを得ない状況が続いています。
日常生活をコロナの「前」と「後」というものさしでとらえ、「ワクチンができれば以前のような生活に戻れる」という考えそのものが大きな間違いなのだ、と改めて思い知らせてくれた一冊でした。
非常に哲学的な内容で、いまのわたしに理解できたのは上記の内容くらいですが、共感できることがあちこちに書かれていて、ビジネス書なのに読み終えたいま、とてもこころがほんわかしています♡
「出会えてよかった本」ランキングの、まちがいなくトップ３に入る本です☆

by　藤岡恵子