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『コロナの時代の僕ら』

イタリア人作家パオロ・ジョルダーノの、2020年2月29日から3月4日までの感染症にまつわる日々の記録をエッセイ集としてまとめたもの。
コロナ関連の本を読んでみたいと思っていたところに、世界27ヵ国で刊行されていることを知って興味がわき、手に取りました。

イタリア北部でコロナウイルスが大規模な広がりを見せ始めた時期に、ウイルス感染症流行という現象を数学的アプローチからわかりやすく解いた「混乱の中で僕らを助けてくれる感染症の数学」という記事をイタリアの新聞「コリエーレ・デッラ・セーラ」紙に寄稿し、読者からとても大きな反響を呼んだのが、この本を書くきっかけとなったそうです。

一篇一篇はとても短く読みやすいのに、読み進めていくうちに、いま世界で起きている現象の本質的なところの大筋を直感的に把握することができてきます。
テレビでコロナ関連のニュースを見てもなんとなく不安になるだけだったのに、この本を読んで「正しく恐れることの大切さ」を知ってだいぶ不安が解消された気がします。
ぜひみなさんにも読んでいただきたいな~と思った一冊です☆

by 藤岡


『好きなものを「推す」だけ』

2006年に弊社のホームページを開設してから、僭越ながらブログのページはほぼ私が私物化しています(^^ゞ
しかもこのページからは不動産の情報はまったく得られないと胸を張って言えるくらい、完全にプライペートなことしか書いてません(笑)
それならば、「読んでくださる方がひとりでもいらっしゃるなら、せめておもしろかったと思っていただけるような文章を書きたい」と考えていたところに、「『好き』を言語化できる人は全部上手くいく」というこの本の帯に書かれていたことに惹かれました♪


著者は、ゲームが好きすぎてやるだけでは物足りず、ゲームについて共に語り合う仲間が欲しいというところから「ゲーマー日日新聞」というブログを立ち上げ、ゲームについて誠実に「推す」文章を書き続けてトップブロガーにまで上り詰めたそうです。

いまや日本人の8割以上がスマホを使う時代。
「自分が大好きなモノ・こと」の情報を自分の言葉で語る、つまり「推す」スキルを身に着けることができたら、「こんな素晴らしいものがあるなんて知らなかった」と多くの人の共感を生むことができ、ネット上でのネガティブな発言の波も打ち砕くことができるのではないか。
それを可能にする「推し文」を書くテクニックが書かれていて、なるほど~とうなずくテクニックがいくつもありました( ̄▽ ̄)
また「言葉を磨く」という点で、古典や和歌・短歌なども含めさまざまなジャンルの本を読み、「言葉」を勉強する必要があることも強く感じました☆
推し文章が書くことができるようなるよう、日々努力ですね♪

by 藤岡