アドラー本、第2段☆
この本は、アドラーの100の言葉が選ばれていて、それぞれの言葉の解説がされています。
見開き2ページで完結しているのでとても読みやすいのですが、読みやすい分、『嫌われる勇気』の後じゃなかったらここまで理解はできなかったんじゃないかな~と思います。
『嫌われる勇気』で私の心に一番響いた「『いま、ここ』を生きる」という言葉。
この本では、
「楽観的であれ。
過去を悔やむのではなく、
未来を不安視するのでもなく、
今現在の「ここ」だけを見るのだ。」
というふうに表現されていて「なるほど~( ̄ο ̄)」と思いました。
この著者の解説は、より私たちの現実的な生活の感覚に近い感じがして理解しやすかったです。
また、家族や教育に関する言葉も紹介されているので、いろいろな立場の人のヒントになる本だと思いました☆
by 藤岡
この本のことはずっと前から知ってましたが、もともと心理学には興味がなかったので手にとることもありませんでした。
ところが最近、いつものように本屋さんでぷらぷらしていたら本のタイトルから内容が無性に気になり、ぱらぱらとめくってみると、青年と哲人の対話形式の物語で書かれていて「私にも理解できるかも」と思い、さっそく購入してみました☆
物語になっているので読みやすいこともあり、ちょっとでも多くのことを理解したいと思い、2回続けて読んでみました♪
著者の1人で、日本でのアドラー心理学の第一人者の岸見一郎氏によると、「アドラー心理学とは人間が人間らしく生きるための方法を教える心理学である」というもの。
私自身の物事の考え方と共通する部分があり、その点ではすんなりと受け入れることができましたが、全体的に見れば思いもしなかった考え方が当然多く、その意味ではとても衝撃的なものでした( ̄ο ̄)
人生をシンプルに生きるための考え方、ヒントが本当にたくさん書かれていますが、その中で「今の私」の心に一番響いたのは、「『いま、ここ』を生きる」こと。
アドラーによれば、いま、ここを真剣に生きていれば、もし「いま、ここで」生を終えたとしても完結した生であり、幸福なる生である。そして、人生最大の嘘は「いま、ここ」を生きないことである、ということ。
この部分を読んで、なんだか心がパァーっと晴れる感じがしました。
この本は事ある毎に読み返したいと思います。
次に読んだときはどの言葉が私の心に一番響くのか、それもまた楽しみです。
by 藤岡